7.スローダウン
作詞:長渕剛
作曲:長渕剛
昨日 初めて出会った女を抱いたんだ
恋というには ほど遠い愛の安売りさ
それなりに楽しくて それなりにむなしくて
気が遠くなるほど 君に会いたいと思った
考えてみると 今までのこの僕ときたら
つかの間の幸せのために
痛みばかり感じてきた
曲がりくねった道に落ちた石ころけとばせば
振り返る足跡はいつも ひとりぼっちさ
Slow Down 怖がることはないさ
Slow Down ここから始まるのさ
Slow Down 重たい荷物をしょって
Slow Down
その昔 幼い少年は気弱な瞳だった
物みな全てが 敵にしか見えなかった
手をさしのべる裏側には
どろだらけのひくつさと
金色の羽に包まれた裏切りがあった
いつのころからだろう 人の心の裏ばかり
見ることを覚え始めてしまったのは
かけがえのない恋人や
かけがえのない親たちから
離れて行ったこの僕が
いつもうらめしく思える
Slow Down 怖がることはないさ
Slow Down ここから始まるのさ
Slow Down 重たい荷物をしょって
Slow Down
小高い丘の上から 愛が欲しくて
誰かに寄り添いたくて
泣いた事もあった
人並のしあわせこそ 価値あるものだと
気づくまでに
ほんの少し走りすぎちまった
さあごらん この僕の汚れた傷跡を
さあごらん この僕のひきつった笑顔を
人はいつの時代でも 真実が欲しいもの
時として
僕みたいに遠回りする事だってある
Slow Down 怖がることはないさ
Slow Down ここから始まるのさ
Slow Down 重たい荷物をしょって
Slow Down
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